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花粉症について

花粉症樹木の花粉(杉、桧など)や草の花粉などが抗原となって起こる主に鼻、眼などに発症するアレルギー症状です。最近は杉花粉症に、舌下免疫療法で体質改善が可能になりました。体質改善目的の舌下免疫療法はスギなどにかなり有効です。毎日錠剤1錠舌下後、1分間は飲み込まないで舌下で溶けてから嚥下も可能です。3年位で体質が改善されます。鼻水、くしゃみ等の症状がほぼ改善したら、一旦お休みすることも可能です。舌下免疫療法の開始時期は、スギの場合、飛散している時期には開始は出来ません。6月以降の開始が望ましいです。

以前はスギ舌下免疫療法薬は商品名シダトレンでしたが、冷所保存で旅行時不便たったので、今はシダキュアという錠剤になっていて便利になっています。

◆原因

樹木花粉(杉、桧、松など)が春に多く、草の花粉(フタクサ、イネ、カヤ)が夏秋に多いです。
吸入抗原では、くしゃみ、鼻水、鼻閉塞を暴露後すぐに発症します。

◆アレルギーの原因カレンダー

 

◆検査

現在採血でアレルギーの原因となる抗原をチェック出来ます。

◆治療

ゼスランなどの抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤(レミカット、タリオン、アレロックなど)を用いた抗アレルギー療法を行います。局所治療薬には、抗アレルギー点眼剤のオロパタジン点眼液0.1%、アラミスト点鼻液27.5μg 56噴霧用6gなどがあります。尚、当院では原則として治療のステロイド注射はいたしません。

花粉症の症状緩和する内服薬、鼻づまり薬、点鼻薬、点眼薬で症状が今一つ軽快しない方は、上記の舌下免疫療法をお勧めします。

◆予防

マスクなどを装着し、花粉を吸い込まない様に。花粉の多い日に帰宅時は、頭、服についた花粉を落とす。帰宅後にうがい、洗顔、手洗いを丁寧にしましょう。花粉が多く飛散する少し前から、予防薬でブロックをしましょう。

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